Amazonの支払いをクレジットカードでしたいけど、どのカードがお得なのかわからないなあ・・・カードをつくるメリットは?デメリットは?
Amazonマスターカードをご存知でしょうか?Amazon MasterCardとはAmazonユーザーでお得にポイントを貯めたいと思っている人、Amazonを一年を通してたくさん利用する人、旅行を頻繁する人におすすめのカードです。今回は、Amazon MasterCardの特徴やカードを作るメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
Amazon MasterCardとは、Amazonのサービスをよりお得に利用できるクレジットカードのことです。この章では、Amazon MasterCardの種類、それぞれのカードに共通するサービス内容、カードごとの機能性、どんな人に向いているかまで、じっくり説明していきたいと思います。
Amazon MasterCardには「Amazon MasterCardクラシック」と「Amazon MasterCardゴールド」の2種類があります。2種類共に、カードを利用するとポイントが貯まるサービスが含まれています。さらに、入会時に「入会ボーナスポイント」がもらえる場合もあるので要チェックです。Amazon MasterCardクラシック、Amazon MasterCardゴールド、2つのカードに共通しているカードの特徴を紹介していきたいと思います。
Amazon MasterCardクラシック・ゴールド | |
国際ブランド | MasterCard |
家族カード | なし |
ETCカード | 初年度無料
2年目以降:540円(税込) 前年度一回以上カード利用で無料 |
電子マネー | iD |
付与ポイント | Amazonポイント |
付与単位 | 100ポイント毎 |
Amazon MasterCardは三井住友銀行と連携で提供されています。国際ブランドは名前にもあるように「MasterCard」のみです。
Amazon MasterCardは初年度無料で、ETCカードが利用できます。2年目以降も前年度に一回以上カードを利用すれば費用がかからないので、車をよく運転する人にとってはかなりおすすめです。
電子マネーは「iD」を追加して利用することができます。「iD」は後払い式の電子マネーなので、チャージする必要がなく、使いたい分だけの利用が可能です。クレジットカードが使えないお店のお会計でも間接的にクレジットの決済ができる、便利な電子マネーとなっています。
現金をあまり持ち歩きたくないキャッシュレスな人におすすめです。
カードを利用することによって付与されるAmazonポイントというものがあります。Amazonポイントとは、Amazonでのお買い物に1ポイント1円で使用できるものです。Amazonポイントは因みに一回のお買い物で10万ポイント(10万円分)まで使うことが可能です。AmazonポイントはAmazonギフト券、Amazonコインのお支払いには利用できません。
このAmazonポイントは1ポイント毎に利用することが可能です。
Amazon MasterCardの2種類のカードには、大きな違いが点あります。そのサービスの違いを表にして説明していきたいと思います。
Amazon MasterCardクラシック | Amazon MasterCardゴールド | |
年会費 | 初年度:無料
2年目以降:1,350円(税込) 前年度一回以上カード利用で無料 |
10,800円(税込)
|
還元率 | 1.0〜2.0% | 1.0〜2.5% |
ショッピング保険 | 最高100万円 | 最高300万円 |
旅行保険 | なし | 自動付帯:最高1,000万円
利用付帯:最高5,000万円 |
年会費は各カードによって異なります。Amazon MasterCardクラシックは初年度の年会費が無料です。2年目以降は1,350円(税込)になりますが、前年度に一回以上の利用があれば、無料になるのでETCカードと同様、翌年も費用がかかりません。さらに、常に新規入会で2,000円分のポイントがプレゼントとして利用できます。
これに対して、Amazon MasterCardゴールドは、年会費が10,800円(税込)かかります。Amazon MasterCardクラシックが初年度無料だということもあり、一見「いきなり高い!!」と感じるかと思われますが、ここからあらゆる手を使えば、年会費を4,000円まで下げることが可能です。
年会費10,800円(税込)を一気に半額にする方法をご紹介しましょう。カード請求支給額を毎月一定額にするリボ払い設定「マイ・ペイすリボ」というサービスがあります。この「マイ・ペイすリボ」へ登録することにより、年会費を半額にすることが可能です。2年目以降も、「マイ・ペイすリボ」の登録継続と前年度に1回以上のカードの利用があれば、半額割引が継続ができます。これ以上に値下げできる技もあり、WEB明細を利用し前年度6回以上の請求があると1,080円さらに割引可能です。
「マイ・ペイすリボ」は月々の支払額を自分で自由に設定できるので、リボ払いによる手数料を避けたい場合は、カード限度額と同じ額をリボ払いに設定すれば問題ないです。カード申し込み時には、3万円分までしか設定できませんが、カード到着後は専用ページから上限を上げることができます。
この方法を駆使すれば、
▶︎1年目:5,400円
▶︎2年目以降:4,320円
と、このようにAmazon MasterCardゴールドの年会費を下げることができます。
さらにAmazon MasterCardゴールドを作ると、通常月額3,900円(税込)かかるAmazonプライムが無料で利用可能です。そして、不定期ではありますが入会ボーナスポイントが7,000〜9,000ポイント付与されるので、キャンペーン期間内に入会すれば、かなりお得です!
ポイント還元率もまた、Amazon MasterCardクラシックとAmazon MasterCardゴールドそれぞれ異なります。Amazon MasterCardクラシック・Amazon MasterCardゴールドのポイント還元率を比較していきましょう。
Amazon MasterCardクラシックの場合
Amazon MasterCardゴールドの場合
こうして比べてみるとAmazon MasterCardゴールドがAmazon MasterCardクラシックより、Amazonを利用した時のポイント還元率が1.0%高いことがわかります。
ショッピング保険比較
ショッピング保険とは、クレジットカードで買い物をした商品が盗まれたりした場合に新しい商品代金や、修理代を補償してくれる保険付帯です。Amazon MasterCardクラシック・Amazon MasterCardゴールドのショッピング保険の料金を比較していきます。
Amazon MasterCardクラシックの場合
▶︎最高額100万円
Amazon MasterCardゴールドの場合
▶︎最高額300万円
昔は一般的なゴールドカード以上のクレジットカードにしか付帯していませんでしたが、Amazon MasterCardクラシックは年会費無料なのにショッピング保険が付いています。
紛失した際などに役立つのでショッピング保険が付いているのは大きいです。
旅行保険とは、旅行中に予期せぬトラブルに見舞われた時にそこに生じた金銭的負担をカバーしてくれる保険のことです。
Amazon MasterCardクラシックには、この旅行保険がついていません。対して、Amazon MasterCardゴールドは、海外国内ともに自動付帯となっていますが、旅行代金をカードで支払うことにより補償最高額が上がります。
Amazon MasterCardゴールドの旅行保険は以下の通りです。
旅行を頻繁にする人で、しっかり保険にも入っておきたいという人にはAmazon MasterCardゴールドに入会することをお勧めします。
Amazon MasterCardを作るメリットを説明していきましょう。前の章では伝えきれなかった2種類のそれぞれのカードのメリットを順番に紹介していきます。
Amazon MasterCardクラシックのメリットは、即時審査を通ればすぐにカードを利用できるところです。
「Amazonテンポラリーカード」というものが発行され、すぐにサービスを受けることができます。
即時審査サービスとは、必要事項に入力してから約3分程度で利用可能枠3万円分の仮カード(Amazonテンポラリーカード)を発行するサービスのことです。Amazonテンポラリーカードは番号のみの発行で、番号はAmazonアカウントに自動登録されているのでそのままお買い物を続行することができます。
利用条件は以下の通りです
カードが発行されるまで、通常のクレジットカードだとカードが届くまでに時間がかかることが多いですが、Amazon MasterCardクラシックは時間がかかる心配がかかりません。
Amazon MasterCardゴールドのメリットは、国内28の空港ラウンジを無料で利用することができることです。国際線の場合、搭乗ゲートまでの移動は余裕を持ってしなくてはいけないため手続きが終わると飛行に乗るまでの時間が長くなってしまいますが、ラウンジを利用することによって待ち時間を有効活用することができます。Amazon MasterCardゴールドを持っていれば、空港ラウンジを無料で利用できるので待ち時間を快適に過ごすことが可能です。
Amazon MasterCardゴールドは実質年会費は半額以下で持つことができるお得なカードで、ポイント還元率が高いのですぐに元が取れます。しかし、Amazonをそこまで利用しない方や、Amazon プライムのサービスに興味がない人には、お得さがないので、Amazon MasterCardクラシックをお勧めします。
Amazon MasterCardを作るデメリットをご紹介しましょう。2つのカードに対してのデメリットを説明していきます。
Amazon MasterCardを作るメリットは大きくわけて2つあります。
Amazon MasterCardはクラシックでも還元率が1.0%となっています。平均的なクレジットカードの還元率は0.5%といわれているので、Amazon MasterCardが高還元率だと感じますが、最近のクレジットカードは、還元率が1.0%のところも増えてきているので、特別に高いわけではありません。
もうひとつのデメリットは、家族カードがないところです。家族カードとは、安定した収入のある本会員がいればその家族もクレジットカードを利用できるサービスのことです。
高い還元率でカードを発行したい人、家族カードを発行したい人にはAmazon MasterCardは向いていません。
これまで、Amazon MasterCardの特徴や、カードを作るメリット・デメリットについて詳しくお伝えしてきました。最後にもう一度、お伝えしましょう。
Amazon MasterCardには、Amazon MasterCardクラシックとAmazon MasterCardゴールドの2種類があり、それぞれにお得な入会特典があります。
Amazon MasterCardクラシックの入会特典は、
上記の9点です。
Amazon MasterCardゴールドの入会特典は、
上記の8点になります。
Amazon MasterCardクラシックに比べて、Amazon MasterCardゴールドは年会費が高い分、Amazonプライム会員特典が無料で受けられるなどのより特別なサービスを受けることができます。
Amazon MasterCardのデメリットは、
以上の2点です。
Amazon MasterCardは、Amazonのヘビーユーザーであればあるほど、お得に活用できるので、Amazonをあまり利用しない人にはおすすめできませんが、年間を通してたくさん利用する人にとっては、便利なカードなので作ることをおすすめします。
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