Amazonのクレジットカードを5つの項目別に徹底比較

アイキャッチ!

Amazonが発行しているAmazon Masterカードはクラシックとゴールドの2種類が存在します。

クラシックが一般ランクのカードで、ゴールドはその名の通りゴールドランクのカードです。

今回はAmazon Masterカードのクラシックとゴールドの違いを以下の内容毎に徹底比較していきます。

  • 年会費
  • ポイント還元率
  • カード発行対象
  • Amazonプライム
  • その他のサービス

これからAmazon Masterカードの申し込みを検討している方は、是非この記事を参考にどちらのランクのカードを利用するのかを考えてみてください。

年会費

年会費

年会費はこのようになっています。

クラシックに関しては1年に1回以上カードを利用すれば無料となっているので実質年会費無料と言っても差し支えないでしょう。

ゴールドの年会費で気になるのが利用状況による割引です。

まず1年目ですが、カードの申し込み時に「マイ・ペイすリボ」というリボ払いサービスに登録することで5400円の割引を受けることができ、年会費が5400円になります。

そして2年目以降の年会費を4320円にするための条件は2つです。

  • ①「マイ・ペイすリボ」に登録していて、前年度に1回以上のカード利用
  • ②カード利用代金WEB明細書サービスを利用していて、年会費請求月の前月までの過去1年間に6回以上のカード利用

上記の2つの条件を満たすことにより、①で5400円、②で1080円の割引を受けて年会費が4320円まで下がるようになっているのです。

ポイント還元率

クレジットカードは利用する事でクレジットカード会社ごとのポイントが貯まるようになっています。

Amazon Masterカードにおいてもこれは同様で、Amazon Masterカードを利用してショッピングをすればAmazonストア内で利用できるAmazonポイントが貯まります。

Amazonポイントは1ポイント=1円として利用可能なポイントです。

カードのランクに応じてポイントの還元率が違うので、この章ではポイント還元率について比較してみましょう。

ポイント還元率

ポイント還元率は上図のようなっています。

Amazonでの買い物とそれ以外での還元率が異なっていて、Amazonでの買い物であれば通常のショッピングよりも0.5~1.5%高い還元率でポイントが得られるのです。

Amazonでゴールドカードを使用した際の還元率は2.5%で、他のクレジットカードのポイント還元率と比べても比較的高い方と言えるでしょう。

また、年に一度Amazonのプライム会員向けに行われる大感謝祭「プライムデー」ではさらに2%のポイントが上乗せされます。

プライムデー期間中には様々なポイント還元率アップサービスを併用することで、何と最大10.5%まで還元率を引き上げることができるのです!

カード発行対象者

対象者

Amazon Master cardの発行対象者は以上のようになっています。

ゴールドカードは成人していることに加えて安定した収入があることが条件となっていることから、社会人向けであると言えるでしょう。

比較的審査の厳しいAmazon Master cardですが、学生や専業主婦の方が必ずしも審査に落ちるというわけではありません。

例えば専業主婦の方であれば、配偶者の方が安定して高い収入を得ていれば問題なく審査を通過する可能性が高いです。

学生やフリータで収入が低い方でも、実家暮らしのため通常よりも生活費の負担割合が低い場合は比較的有利と言えます。

Amazonプライム

年会費

Amazonのプライム会員サービスはAmazonを通常よりもさらに便利に利用するためのサービスです。

「無料配送」「当日配送(最短2時間)」「プライムビデオ見放題」「プライムミュージック聴き放題」「プライム会員限定先行タイムセール」「プライム会員限定価格」等、10を超える様々なサービスを受けることができます。

一定以上Amazonを利用される方であれば確実に利用した方が良いサービスでしょう。

通常だと年会費税込み4900円(or月会費500円)がかかるプライムサービスですが、Amazon Master cardゴールドを使用していれば追加料金なしでプライムサービスを利用することができます。

1章で紹介した方法でゴールドカードにかかる年会費を安くしていれば、ゴールドカードの年会費を払うだけで年会費4900円分のプライムサービスを好きなだけ利用できることになります。これはお得感がたっぷりですね。

Amazon Master cardクラシックの利用者がプライムサービスを利用する場合は正規のプライム会員費を払う必要があります。正直、追加料金無しで利用できるゴールドに比べると見劣りする印象があるかもしれません。

しかし、クラシックの方はプライム会員になることでAmazon Master cardを利用したAmazon内でのショッピング時、通常1.5%のポイント還元率が2%になります。

クラシックの方でもプライム会員は検討してもらいたいサービスなのです。

その他のサービス

その他

この章ではこれまで紹介してきた以外の主なサービスの違いについてです。

ゴールドカードの特典としての定番の「空港ラウンジサービス」や、「旅行損害保険」についてはクラシックでは利用する事の出来ないサービスです。

「お買い物安心保険」については図の通り、ゴールドであれば適用される金額がクラシックの3倍となっています。

ちなみにここで紹介している以外のサービスとして「電子マネー(iD)」や「即時審査」、「ETC機能(初年度年会費無料。2年目以降税込540円)」等はゴールドもクラシックでも同様の条件です。

Amazonカードの選び方

ここまででAmazon Mastercardのランクによる違いはお分かりいただけたことでしょう。

そして内容を理解した上で、「結局ゴールドかクラシックどっちを使えばいいの?」と考える方も多いはずです。

そこで、最後にAmazon Mastercardの選び方を3つの利用状況分けて紹介します。

  • Amazon Mastercardクラシック
  • Amazon Mastercardクラシック+プライム会員
  • Amazon Mastercardゴールド

今回は基本的にそれぞれのカードで受けられる年会費等の割引を最大限に活用した状態を前提としての解説です。

この章を参考にして自身に最適な利用方法を考えてみてください。

Amazon Mastercardクラシック

プライム会員にはならずにクラシックカードを利用するパターンです。

この利用方法はAmazonのライトユーザーにおススメの利用方法です。

初年度の年会費は無料ですし、2年目以降も年に1回以上忘れないようにカードを使えば実質無料でカードを持ち続けることができます。

既にメインのクレジットカードを持っていて、何かあった時のためにもう1枚クレジットカードを作りたいという場面にも向いています。

Amazon Mastercardクラシック+プライム会員

こちらは最もオススメしない利用方法です。

まず年間でかかる費用を考えた場合、初年度は4900円(カード初年度年会費無料+プライム会員年会費4900円)です。

2年目以降は6250円(カード年会費1350円+プライム会員年会費4900円)ですが、年一回以上のカード利用でカード年会費をなくして初年度同様4900円まで下げることができます。

つまり初年度も2年目以降も割引さえ適用できればプライム会員年会費の4900円だけの支払いで済むことになります。

しかし、プライム会員サービスを利用するのであれば実はゴールドカードを使った方が年会費は安く済むのです。

ゴールドカードではプライム会員サービスが無料で利用し放題なので、考える費用はカード年会費のみで計算ができます。

ゴールドカード初年度年会費は割引を適用して5400円、2年目以降は割引適用で4320円です。

初年度はゴールドカードの方が500円高い年会費ですが、2年目以降はゴールドカードを利用している方が1年あたり580円安くなるようになっています。

そのため数年単位で支払う費用の総額を考えた場合、2年目以降はゴールドカード利用者の方が年会費の支払い総額で得を出来るのです。

年会費グラフ

また、年会費の利点に加えてポイント還元率や保険内容の充実もゴールドカードの方が優れています。

クラシックカードを利用しながらプライム会員になるのであれば、いっそのことゴールドカードの利用を強くおススメします。

強いて注意点を挙げるとすれば、ゴールドカードで年会費の割引を受けるためには「マイ・ペイすリボ」と「カード利用代金WEB明細書サービス」の利用が必須です。

リボ払いや、カードの利用明細をWEB上のみで閲覧することに抵抗がある方は割引を受けることができない事になります。そのため、この場合はクラシックカード+プライム会員というスタイルになるでしょう。

Amazon Mastercardゴールド

プライム会員サービスを利用するのであればゴールドカードの利用でまず間違いないでしょう。

カードの年会費割引を利用すれば、2年目以降は通常のプライム会員費よりも安い金額を払うことでプライムサービスを利用し続けることができます。

判断に迷うのが「プライムサービスはあまり利用しないが、Amazonでの買い物はよくする」という場合です。

こういった場合、まずは数値化しやすいポイント還元率を基準に考えてみます。

ポイント比較

ゴールドとクラシックではポイント還元率にちょうど1%の差があるわけですから、年間40~50万円以上Amazonで買い物をするという方であればポイント還元だけで年会費の差額が回収できます。

年に40~50万円も買物はしないという方については、はっきり言って明確な判断基準が無くなります

ポイント還元以外のゴールドカードのサービス(空港の無料ラウンジサービスや、最高5000万円の旅行保険等)を利用する可能性や頻度を考えて、ゴールドカードが自分に適しているのか考えてみましょう。

例えば「Amazonでの買い物は年間30万円程度だけど、旅行好きで海外にもよく足を伸ばす」という方であれば、空港のラウンジサービス利用ができますし旅行保険がついているという安心感があります。このような方はゴールドカードを利用した方が良いでしょう。

また、ゴールドランクになりプライムサービスが利用できるようになればお急ぎ便や日時指定配送が無料利用できるようになります。たとえAmazonをショッピングでしか利用しないとしてもプライムサービスの恩恵は非常に大きいのです。

まとめ

今回はAmazon Master cardのクラシックとゴールドのサービス内容を項目ごとに比較した上で、利用状況に応じてどのランクのカードを利用すれば良いのかを解説してきました。

Amazonを頻繁には利用しないという方はクラシックカードの利用をおススメします。

プライム会員サービスを利用したいという方は迷わずゴールドカードの申し込みで間違いないでしょう。

「Amazonはよく使うけどプライム会員には興味ない」という方はポイント還元率やその他のサービスの利用状況、プライム会員になることで得られるショッピングのメリット等を総合的に考えて判断する必要があります。

今回の記事を参考に、自分に最適のAmazon Masterカードを申し込んでみてはいかがでしょうか。

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